滞納者から滞納管理費を回収する際にまず気をつけるべきなのは、督促が違法なものとなってしまわないようにすることです。例えばマンション掲示板に滞納者として氏名を乗せるなどはプライバシー侵害となりかねませんし、直接訪問して督促する場合にも違法とならないよう細心の注意を払わなければいけません。また、債権回収を業務として行うことは原則として弁護士にしか許されていません。
弁護士からの回収は具体的な以下のような方法で行い、
これらが奏功しない場合には強制執行に移行することになります。
いずれの方法が適切かは事案により異なりますが、
何れにしても早い段階で弁護士に相談・依頼することをお勧めします。
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普通郵便や訪問による請求
内容証明郵便による請求
裁判所を通じた支払督促による請求
訴訟による請求
滞納管理費は5年で時効にかかります。
マンションによっては、相当長期間マンション管理費を滞納している場合がありますが、
数ヶ月の滞納が起きた場合には早めに弁護士に相談し、時効にかからぬよう注意しましょう。
万が一時効にかかっているケースでも諦めずにご相談ください。